マイクロソフトは26日、都内でSurfaceファミリーの製品発表会を開催。会場にはべいマイクロソフトのパノス・パネイ(Panos Panay)氏が登壇し、一連の製品発表を行った。 まず最初に紹介され目をひいたのは、デスクトップPC「Surface Studio」だ。パネイ氏は、この製品を「ハードとシフトの融合の限界」を追求し、「従来のクリエイターや創作に関わるあらゆる人達を意識した」と紹介した。1350万画素、28インチのディスプレイはベースから2本にアームで接続されており、無段階に傾き調整が可能。実際に触ってみると、ヒンジがスムーズであることに驚かされる。また、ほぼテーブルのように平になったディスプレイの上に新デバイス「Surface Dial」を載せれば、拡大や音量調整が可能。和筆ロードアプリ「Zen Brush 2」を搭載していれば、「Surface Dial」をやSurfaceペンを使いながら思いのままにリアルタイムで、好みの太さや印象の文字を描くこともできる。ほかにも、セルシスのイラスト・マンガ・アニメ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」がペンとSurface Dialに対応しているという。パネイ氏は、これらデザインアプリばかりでなく、建築アプリケーションなどの利用にも言及した。 「Surface Studio」は構成の違いによって以下のように価格が異なる。・第6世代インテル Core i5プロセッサ/NVIDIA GeForce GTX 965M 2GBDDR/64GBSSD+1TBHDD/8GBメモリ 372,800円・第6世代インテル Core i7プロセッサ/NVIDIA GeForce GTX 965M 2GBDDR/128GBSSD+1TBHDD/16GBメモリ 432,800円・第6世代インテル Core i7プロセッサ/NVIDIA GeForce GTX 980M 4GBDDR/128GBSSD+2TBHDD/32GBメモリ 517,800円