ドイツの高級車メーカー、BMWグループは7月1日、インテルとモービルアイの2社と、自動運転車の分野で提携すると発表した。
自動運転車は、早期の実用化をにらみ、主要な自動車メーカーが研究開発に取り組む。今回BMWグループは、米国の半導体大手のインテル、そしてセンサー技術を得意とするイスラエルのモービルアイの2社と提携し、2021年までに、完全自動運転車の量産開始を目指す。
具体的には、BMWグループ、インテル、モービルアイの3社が、次世代自動車用のオープンプラットホームを開発。最も安全性に優れる自動運転のプラットホームを目標とする。
すでにBMWグループは、同社の創業100周年を記念するコンセプトカー、『iNEXT』を発表。BMWグループは、このiNEXTを、同社の自動運転戦略の基礎に位置付けていく。
BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「BMWグループは常に、技術を主導することに努めてきた。今回の提携はBMWグループの新戦略に沿うもので、将来のインディビジュアルモビリティを形成していく」と述べている。
BMW、インテルなど2社と提携…2021年までに自動運転車量産へ
《森脇稔@レスポンス》