「スマートフォンの画面をモニターに出したくて使いはじめたんです」 エンジニアの白石君は、Miracastレシーバー「LDT-MRC02 」を使っている理由を、こう話した。 つまりプレゼンをするときに、スマホの画面を見せるのでは小さすぎるのでモニターに映したかったということらしい。 さっそく、エレコムから製品を取り寄せて使ってみた。 会議中に自分のパソコンの画面をモニター画面に出力したい。でも、いろいろなケーブルを用意するのは煩わしい。ケーブルに左右されない解決方法はないのだろうか?と探していた時に見つかったのがMiracastレシーバー「LDT-MRC02 」だった。Miracastレシーバー「LDT-MRC02 」はWi-Fiダイレクトという通信を用いる。 このレシーバーを使うには、レシーバーのHDMIをモニターのHDMIと接続。電源はモニターのUSBあるいはACに接続したUSBから供給してあげる必要がある。スマートフォンの画面を映し出したい場合は設定からScreen Mirroringを選択。機種によってはワイヤレス出力と表示されていたりする。そこから「MRC02-××××」をタップすると接続が開始する。ちなみにある機器が接続中の時は、別のデバイスを接続しようとしても、Miracastレシーバーが見つからないという趣旨(正確には接続先が見つからない)が表示される。 ただ、iOSには対応していないのが痛い。ビジネスマンのなかにはiPhoneを持っている人もiPadを愛用している人も多いからだ。 試しにMacユーザーのスタッフにWindows 8をインストールしているものがいたので、Windows画面から試してみたが、結局NGという結果になった。 しかし、この実験を終えたところで、すべてのOSに対応しWi-Fi経由でミラーリング可能というデバイスを見つけることができた。昨年の8月にRBB TODAYで記事化していたのだ。その名も「EZCast Pro」。今度はこちらを試してみたい。(協力:エレコム)