グーグルは18日、「海からのストリートビュープロジェクト」を開始した。「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環として、東日本大震災で地震・津波の大きな被害を受けた三陸海岸を、海側から撮影する。 「海からのストリートビュープロジェクト」では、三陸海岸の田老、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、石巻、松島・塩竈エリアが中心に撮影される。撮影期間は数か月程度で、公開は来年初頭となる見込み。 通常のGoogleのストリートビューオペレーターによる撮影に加え、東北地方で地域に根ざしたさまざまな活動をされているコミュニティの人たちに、ストリートビュー撮影機材「トレッカー」を無償で貸し出し、これらのエリアで撮影を行う。海上からの撮影では、新たに開発した「船上トレッカー」が使用される。