NTTドコモは14日、「VoLTE」(Voice over LTE)による通話サービスを、6月下旬より提供することを発表した。国内キャリアとしては初の提供となる。 「VoLTE」は、ドコモのLTEサービス「Xi」ネットワークを使い、高音質で安定した通話を利用できるサービス。従来のドコモの通話に比べ、音声周波数帯域が50Hz~7kHzと広いため、高音域をよりクリアに表現できる。また、音声パケットの優先制御(QoS制御)を行うことにより接続品質を確保し、安定した通話が可能とのこと。 また従来のXiの通話と比較した場合、3Gネットワークへ切り替える必要がないため、より短時間での発着信になるという。 音声通話、ビデオコール(テレビ電話)、高速マルチアクセス、通話中のエリアメール受信などが利用可能。Xiエリア外では従来の回線交換による通話が利用可能。6月から提供を開始する新料金プラン「カケホーダイプラン」をはじめとした、Xiの料金プラン内で利用できる。 対応端末は、サービス開始当初は2014夏モデルの6機種(スマートフォン4機種、タブレット2機種)。今後、順次拡大していく予定。
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