ソニーと日本産業パートナーズ(JIP)が管理・運営を行う日本産業第四号投資事業有限責任組合が出資する予定の特別目的会社は2日、事業譲渡に関する正式契約を締結したことを発表した。 ソニーがVAIOブランドで展開するPC事業およびその関連資産の一部などを、特別目的会社へ承継するための契約となる。特別目的会社は、新会社「VAIO株式会社」(英語名:VAIO Corporation)の名称で、7月1日を目処に事業を開始する予定。新会社の出資比率はJIP 95%、ソニー5%(取引完了時)となる。従業員数は約240名。 ソニーは、販売中の2014年春モデルを最後としてPC事業を収束するが、販売済み商品のアフターサービスは継続する。