ソニーは24日、電子書籍ストア「Reader Store」(リーダーストア)を、“読者参加型ストア”に全面刷新したことを発表した。あわせて、iPhone/iPad向けアプリの提供、国内最軽量となる電子書籍リーダーの発売を10月より開始する。 新しい「Reader Store」では、読者が本のレビューを書き込んだり、別の読者がそのレビューを参考に本を購入できるなど、ユーザー同士のコミュニケーション機能を向上。実際の書店がPOPや書評を付けるように、読んだ本やお勧めの本にレビューを付けて、Reader Store内に開設されたマイページ(本棚)上に陳列できるという。他の読者がそのレビューを介して本を購入した場合、その対価として、販売価格5%のソニーポイントを得ることができる(9月24日から10月31日までのキャンペーン期間は、還元率10%)。これらのレビューは、Facebook、Twitterでも共有可能。これにより、読者自身があたかも「店主」になって、「本屋」を運営しているような感覚が味わえるとのこと。 一方読者側は、気になる「店主」をフォローして、その「本屋さん」が発信する情報を、自分のタイムラインにリアルタイム表示させることもできる。またトップページとジャンル毎で合計21もの売り場を増設、「注目のレビュワー表示」なども新設されている。 またソニーではあわせて、10月中旬よりiPhone/iPad/iPod touch向けのアプリケーション『電子コミック・雑誌Reader(EPUB 3専用)for iPhone/iPad』を提供する。10月10日からは、PS Vita向け電子書籍アプリ「Reader for PlayStation Vita」のアップデートを提供し、新型PS Vita Wi-Fiモデル(PCH-2000シリーズ)、PS Vita TV、“ナスネ”に新たに対応する予定。 さらに、電子書籍リーダーReaderの新機種として、国内最軽量(約160g)という『PRS-T3S』を10月4日より発売する(専用ブックカバー装着時は質量約200g)。前ページで表示されていた残像を抑えるソニー独自のアルゴリズムを進化させ、電子ペーパー特有のページ送りの白黒反転を最大4時間に1回と減少させたのが特徴。市場推定価格は10,000円前後となる見込み。
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