リンク・プロセシングとNTTドコモは16日、クレジット決済ソリューション「Anywhere」に、中国人観光客の利用機会が多い「銀聯(ぎんれん)カード」の決済機能を搭載したことを発表した。 リンク・プロセシングとNTTドコモは、法人企業が簡単にクレジットカードやポイントカード、プリペイドカード等の決済や領収証発行などができる、リンク・プロセシングの決済ソリューション「Anywhere」を、2012年9月より協力して販売している。ドコモのAndroid OSを搭載したスマートフォンやタブレットを店舗のPOS端末として利用できるのが特徴。 導入企業はリンク・プロセシングへ申込手続きをするだけで、Visa・MasterCard・銀聯のお取扱いが可能となる(複数回払いにも対応)。また、導入企業にはスマートフォン上で売上と連動する簡易POSレジ機能、リアルタイムに取引明細を照会する機能、およびCSVファイルダウンロード機能などを無償で提供する。 今回、両社のクレジット決済ソリューションに関する協力体制を一層推進し、今回リンク・プロセシングでは、決済手数料を「3.48%+取引あたり10円(税別)のみ」で提供する(スタンダードプランの場合。初期費用を除く)。あわせて、より安価な決済手数料で利用できる「一括契約サービス」を17日より提供する。