Tizen Associationは26日(現地時間)、HTML5ベースとなるモバイルOS「Tizen OS」を搭載した端末をリリースすると、MWC 2013の会場で発表した。同Associationのメンバーであり、年内の端末投入が予定されているNTTドコモとOrangeのブースで、同OSについて聞いてみた。 Tizen OSはサムスン製の端末でリリースされる予定と噂されているが、現地にいた広報部国際広報担当者によれば、これは正式決定ではないとのことだ。ただし、Tizenの特徴はFirefox OSよりもハイエンドな端末にも対応可能であり、日本ではハイエンド機種でリリースする必要があると考えているようだ。ハイエンドとは、どのレベルの端末かと聞いたところ、グローバルでは十分ハイエンドスペックといえるwithシリーズ、NEXTシリーズと答えてくれた。 Tizen Associationは、Tizen Marketによるアプリプラットフォームも構築するとしている。Tizen Marketと、既存のAndroidマーケット、dマーケットとのすみわけについては、「HTML5対応のアプリは、Androidアプリとは違ったものになると思います。これまで、Androidマーケットとdマーケットを両立させたように、ユーザーの視点で役立つものであれば、問題なく市場展開できると思います。」(広報部 廣木氏)とのことだ。 Orangeのブースでは、デバイス関連のデモ担当者が答えてくれた。プランの詳細は未定だが、Orangeでも2013年中に対応端末を出すという。最初はフランス、スペイン、スロバキアなどEU域内で同社が展開している地域で販売を開始することになる予定だ。投入端末はこちらも未定とのこと。
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