Mobile World Congress 2013において、光センサー技術を持つAMSと光通信技術を持つMobeamはパートナーシップを組み、次世代型スマートフォン用クーポンサービスの展示を行った。 同展示ブースでは、スマートフォンやタブレットから、クーポン・ギフトカードなどの情報を光センサーで発信し、読み取らせることができるサービスのデモンストレーションを行っていた。スマートフォンを使ったクーポン機能は特段新しいものではないが、その多くはクーポンをスマートフォンの画面に表示して目視で確認するものや、画面上に表示したバーコードをリーダーで読み取るものとなっている。光センサーをソリューションとして使う理由は、スマートフォンなどに使われている液晶ディスプレイからバーコードを読み取ろうとすると光が反射してしまい、上手く読み取れないといった問題が発生するからだという。 また、AMSブースではクーポン認識機能の他にカラーセンサーによるライト調整機能の展示も見ることができた。カラーセンサーでは光の色をセンサーが感知し、数値化を行う。ブースではある写真を対象にいくつか異なる光を当て、当たる光によって写真の色が調整される様子をデモしていた。同技術は携帯での写真撮影の際に光を感知し、画面表示の明るさだけでなく色味まで自動的に調整するといった用途に用いられる。 キャリアや端末などは未定だが、日本にも2013年後半にこの技術が導入される予定とのことだ。
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