シャープは8日、ビジネス機器の国内向けソリューション事業の強化を図るため、販売会社2社を再編、統合し、新会社「シャープビジネスソリューション株式会社(SBS)」を4月1日に発足することを発表した。 現在同社グループでは、「シャープドキュメントシステム株式会社(SDS)」がデジタル複合機の販売とサービスを、「シャープシステムプロダクト株式会社(SSP)」が情報システム機器の販売およびシステム企画・開発、サポートなどの業務を推進している。この2社を再編、統合して新会社を発足させ、ソリューション営業を強化するのが狙い。 なお同じく4月1日に、太陽光発電システムの国内向け販売を担当する「シャープアメニティシステム株式会社(SAS)」の商号を、「シャープエネルギーソリューション株式会社(SESJ)」に変更。太陽光発電システムの販売に加え、エネルギーマネジメントシステム(HEMS/BEMS)など、ソーラーを核とするエネルギー関連のソリューション提案を行う会社とする。