リクルートホールディングスの実証研究機関であるメディアテクノロジーラボは19日、写真家・映画監督である「蜷川実花」監修のカメラアプリ「cameran」を公開した。iTunes Storeから無料でダウンロード可能。 「cameran」は、蜷川実花本人が監修した無料のiPhone向けカメラアプリ。フィルターを選択するだけのシンプルな操作で「蜷川実花」の世界観を表現できるという。定番の加工ができる「Warm」「Vintage」「Beauty」「Lomo」「Toy」などのフィルターのほか、蜷川実花の世界観を表現する「GOKUSAI」「Rose」「Butterfly」「Balloon」「Shower」「HANABI」「Light」「Imitation」「Dahlia」「Pink」「Blue」「Yellow」「Goldfish」「Jellyfish」などのフィルターを搭載する。また、特典として蜷川氏がこのアプリのために撮りおろしたiPhoneの壁紙21枚も収録している。そのままTwitter、Facebook、Instagramで共有することも可能。 蜷川氏によると、「蜷川実花の世界観が簡単に出せるフィルター」「女子でも簡単に使いこなせる操作性」「人物写真や自分撮りも、静物の写真も、日常の写真がとにかくいい感じになる」という3点を意識して作成したとのこと。「撮った写真が、もっとあざやかになればいいのに、もっとカラフルにしたいなどそんなときに使ってもらえるとうれしいです。強烈なフィルターもあるので、ぜひ一度使ってみてください。今まであまり写真に興味がなかった人も、このアプリを使うことで撮ることをもっと楽しんでいただけるとうれしいです」とのコメントを寄せている。 ラボでは今後、機能の拡張、Android対応、アジアへの展開など、蜷川氏とともにアプリの改善を進める予定。
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