セブン-イレブン・ジャパンとグリーは7日、全国のセブン-イレブン店舗において、「GREE」内で利用できる仮想通貨をペイドカードで発売することを発表した。8日より「GREEコインプリペイドカード」の名称で販売を開始する。 「GREEコインプリペイドカード」により、GREEコンテンツを利用する中で、有料アイテムなどを購入するのに必要なコイン(仮想通貨)を、クレジットカードやキャリア課金などに加えて決済できるようになる。カードは5,000円プリペイドカード(4,762コイン)、1,500円プリペイドカード(1,429コイン)の2種類で、店舗での購入日から6か月以内に有効化する必要がある(GREEコインの有効期限は別)。 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の仮想通貨をプリペイドカードとして販売する試みは、ソーシャルメディア業界、コンビニエンスストア業界においても初めての取り組みとのこと。セブン-イレブン店舗は11月末時点で13,685店。 セブン-イレブンでは、POSレジで支払いが確定した時点で対象のカードを有効化する「POSA(InComm's Fast Card Point of Sales Activation)技術」を使って、2010年9月からiTunes Cardや家庭用ゲーム機で使用できるプリペイドカードを提供している。また、今回の発売を記念して、セブン-イレブンでは「GREEコインプリペイドカード」を購入した人の中から抽選で総額200万コインが当たるキャンペーンを開始する。