そうした心配事を緩和してくれるのが、現在、さまざまな会社が手がけている各種見守りサービスなのだが、また新たなアプローチの見守りサービスが、「CEATEC JAPAN 2016」に展示されていたので紹介していこう。
そのサービスはMoneySmartが2017年1月からの実証実験を目指している「omamori(おまもり)」という、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードを利用した見守りサービス。カード型の「omamori」デバイスを、交通系ICカードと重ねて利用することで、ICカードの利用履歴を検知し、利用者のスマートフォンなどに通知する。


既存の見守りツールの場合、ビーコンやBLEなどを使って、子どもの位置情報を取得するという方式が多いが、「omamori」は、駅で交通系ICカードをかざした時のチェックイン&チェックアウト情報や、電子マネーの利用履歴をもとに、おおよその位置と行動軌跡を表示する方式を採用している。

ピンポイントでどこにいるのかは把握しづらいが、いつもの時間にいつもの駅やお店を使っているかを把握できるので、不可解な行動があれば、いち早く把握することができる。
また、電子マネーの利用履歴をお小遣い帳として自動記録できるアプリを用意しているので、子供に経済感覚を身につけてもらうためのツールとしても利用できる。

同社によれば、居場所とお金の両方の見守りができるツールとして、サービス展開を考えているとのこと。
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