富士フイルムは1日、専用メガネなしで3D映像が楽しめるデジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V3」を発表した。販売開始は11月12日。価格はオープンで、予想実売価格は50,000円前後。
同製品は3D対応に対応した7.2型液晶を搭載したデジタルフォトフレーム。同社の3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W3」など、3D対応機器とHDMI接続することで、裸眼でも3Dの立体視で映像が視聴できる。
バックライトに省電力性の高いLEDを搭載し、3D表示にはレンチキュラーレンズ方式を採用。2010年8月発売の前モデル「FinePix REAL 3D V1」よりも明るさが1.4倍まで向上した。液晶解像度は800×600ピクセル。2D表示時の視野角は上下140度、左右160度。デジタル一眼レフカメラなどで撮影した最大10,000×10,000ピクセルまでの写真も認識し、ディスプレイに表示できる。