ソニーは高精度に奥行情報を認識できる3D映像の表示に対応した医療用4K液晶モニター2機種を、2017年1月10日に発売することを発表した。 医療分野では手術顕微鏡や内視鏡装置などの医療機器の4K対応や3D映像への対応が進んでおり、今回の2機種は、その両方に対応できるものとなる。 HD/3D映像を表示する場合、従来機と比較して最大4倍の解像度での再現となるため、高精度な映像で手術をサポートすることが可能となるという。 4K放送規格ITU-R BT.2020に対応し、高色域での映像表現に対応する。入力端子はSDI、DVI、HDMIで、3D出力形式はサイドバイサイド、ラインバイライン、トップ&ボトム、SDIデュアルストリームに対応する。 製品ラインナップは55型「LMD-X550MT」と31型「LMD-X310MT」の2機種で価格はオープン価格となる。