富士通は20日、「Systemwalker Service Catalog Manager V14g」など、プライベートクラウド環境を構築するソフトウェア5製品の機能を強化した。 強化されたのは、昨年4月に販売開始している「Systemwalker Service Catalog Manager V14g」「Systemwalker Runbook Automation V14g」「Systemwalker Software Configuration Manager V14g」「ServerView Resource Orchestrator」「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア」の5製品。国内ベンダー初の体系的なプライベートクラウド対応ソフトウェア製品として、ヤマトシステム開発などが導入済み。 今回の機能強化により、同社のパブリック型クラウドサービス「オンデマンド仮想システムサービス」と同様の画面で操作可能となっており、複数台の仮想サーバ(Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバ)によるシステム構成一式を、プライベートクラウドとして利用者自身で簡単に構築できる。 具体的には、既存の業務システムの構成(ハードウェア仕様、OSの修正適用状況、インストールされているソフトウェアなど)を自動的に調査して構成管理データベース(CMDB)に集約する機能を提供。各部門が管理する既存のシステム構成情報を自動的に調査・集約する機能によって現状構成の見える化を行い、その情報を元にネットワークやソフトウェアの設定まで含めた多階層のシステム構成を標準化する。さらに、この標準化したシステム構成をテンプレートとして登録・再利用できるように、「オンデマンド仮想システムサービス」と同様の画面デザインを採用した操作画面で、利用者自身が簡単にシステム構成一式の配備をできるようにした。この際、運用を変えることなく、システム要件(コスト、性能、機能など)に最適な仮想化ソフトウェアを選ぶことも可能。対象仮想化ソフトウェアはVMware vSphere 4、Windows Server 2008 R2 Hyper-V、Linux仮想マシン機能。
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