具体的には今般開発された「ユーザーによる網アクセスを効率化する技術」「網内の波長を有効利用する技術」「光リンクを高度化する技術」を連携させることにより、WDM網内の波長資源を仮想化して有効利用することに成功した。これによりユーザー要求にあわせて網内の波長資源を動的に割当て、ユーザーとサーバを1~10波(1波あたり毎秒10ギガビット)で結ぶことができる。本技術により、ユーザーは、最新の100GbEインターフェイスを用いて、従来の100倍の速度で光ネットワークにアクセスし、高精細(HD)映画1本相当(ブルーレイディスク1枚分)のデータも、僅か2秒でend to end 500kmの広域転送が可能になる。