NRIネットワークコミュニケーションズは19日、Apple社のモバイル端末「iPad」で資料を同時に見ながら会議が行えるシステムを発表した。11月1日より提供を開始する。 この会議システムでは、会議の主催者(議長)によって、参加を認められた参加者が、仮想の会議室にiPad経由でログイン。各参加者のiPadには会議用資料が同時に表示され、議長の議事進行に沿って、議長のiPad画面と同じページが表示される。iPad端末に加えて、iPadアプリとサーバシステムで構成されており、iPadアプリは無償で誰でもApp Storeから入手可能。 iPadでの無線LAN通信が可能なエリアであれば、遠隔地でも同時に資料を閲覧できる。既存の音声会議システムやTV会議システムと併用することで、同じ資料を画面で見ながら、離れたオフィスにいるメンバーも会議に参加することが可能となる。議長の進行による資料は、自動的に各参加者の画面に表示されるが、参加者がそれぞれのペースで資料を閲覧することも可能。また会議参加者をID・パスワードで管理することが可能で、参加者は許可された会議の資料しか閲覧できないため、参加者ごとに資料の閲覧制限をかけることも可能。会議資料はサーバ上に保管され、iPadには会議資料が残らないため、秘匿性の高い会議などに向いている。 サーバシステムは「A:クラウドホスティングタイプ(NRIネットコムのサービスを利用)」「B:専用サーバタイプ(企業内に設置)」「C:ノートPCタイプ」の3タイプがあり、iPad 20台で本システムを構成した場合の価格は、タイプAで導入費用が150万円(iPad機器含む)、月額利用料が5万円。タイプBとタイプCは、240万円程度(iPad、サーバ機器含む)を予定する(全タイプで、年間保守費が別途必要)。
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