NRIセキュアテクノロジーズ、野村総合研究所(NRI)、トレンドマイクロの3社は26日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の情報セキュリティに関する手引書の無償提供を開始した。 AWSなどのクラウドを利用する場合、各国政府や業界団体が定める、セキュリティ確保やリスク管理に関するルールに準拠する必要がある。こうしたルールへの対応作業を具体的に進められるよう、今回3社で、手引書を共同作成した。 第一弾として、シンガポール金融管理局(MAS: Monetary Authority of Singapore)が定める、テクノロジー・リスク管理(TRM: The Technology Risk Management)のための「MAS-TRMガイドライン」に対応することを目標に手引書を作成した。シンガポールはアジア・パシフィック地域でビジネス上の重要性が高いため、第一弾として選定された。 ガイドラインは、シンガポール金融管理局が提供する「テクノロジー・リスク管理ガイドラインチェックシート」、およびパブリックコメントへの回答などの公開情報を網羅。対応が必要な範囲が明確化できるようになっている。Excel形式ファイルとなっており、各社のサイトからダウンロード可能。今後3社は、金融以外の業種に関するリスク管理ガイドラインについても同様の手引書を作成する計画だ。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…