富士通は6日、CAE(Computer Aided Engineering)を利用したものづくりのためのソフトウェアについて、動作および性能検証する施設「PCクラスタ性能検証センター」を開設した。 製造・化学・金融などの産業界において、各解析アプリを活用したPCクラスタシステムを導入する企業が増加している。一方、適用分野の拡大、処理量の増大にともない、システム導入や運用負荷の増大、解析効率の低下が課題となっていた。「PCクラスタ性能検証センター」では、解析アプリケーションベンダーと共同で、富士通のハードウェアと解析アプリケーションの動作・性能検証を実施し、検証結果を随時公開していく。これにより、顧客企業は流体解析、電磁波解析、衝突解析、落下解析、構造解析など各解析に最適なシステムを安心して効率よく導入できる見込みだ。 「PCクラスタ性能検証センター」は、解析アプリケーションベンダー向けにアプリケーション性能検証用PCクラスタシステムを常設した施設。富士通トラステッド・クラウド・スクエア内(東京都港区)に開設され、最新のハードウェアと、オープンソース・ソフトウェアを含むPCクラスタに最適なOS・ミドルウェアにより、動作・性能検証が行えるものとなっている。計算ノードにはブレードサーバ 「PRIMERGY BX920 S2」「PRIMERGY BX922 S2」で最大216並列(CPU:インテルXeonプロセッサー5600番台搭載)、計算ネットワークにはInfiniBand QDR(40Gbps)が用意されているとのこと。
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