「富士通フォーラム2009」では、散在する各種データを簡単なデザインシートを使って統合し、価値ある情報に変える「Interstage Information Integrator V10」と、住所表記の揺れなどを自動的に修正する日本語データクレンジング機能をもつ「Interstage Information Quality(仮称)」のデモが行われていた。
「Interstage Information Integrator V10」を使えば、データ統合の仕様を設定するデザインシートと呼ばれる簡易な設定ファイル(Excelのアドインを使用)を作成するだけで、DBからの抽出、データの収集、文字コード・フォーマットの変換、集計、ファイル出力といった一連の作業を容易かつ高速で実現できる。
データ形式の追加や変更があった場合もプログラムではなくデザインシートを変更するだけで対応できるので、運用性・保守性・即応性に優れ、データ統合のトータルコストを削減できる。また「Interstage Information Quality(仮称)」を使えば、高精度な辞書コンテンツを使った住所・氏名などの日本語データクレンジングが可能になる。