総務省は29日、2008年5月時点のインターネットトラフィックの集計・試算の結果を発表した。 同調査は、インターネットイニシアティブ、NTTコミュニケーションズ、ケイ・オプティコム、KDDI(旧パワードコムを含む)、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムのインターネットサービスプロバイダ計6社7ネットワーク、および研究者の協力の下にとりまとめられたもの。 2008年5月時点の日本のブロードバンド契約者のダウンロードトラフィック総量は、推定で平均約880Gbpsとこの1年間で21.9%増となっている。また、「ブロードバンドサービスの契約数等」よりFTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、およびFWAアクセスサービスの集計結果を基に算定した1契約あたりのトラフィック量は2006年頃から増加している。 ISP同士で交換されるトラフィックについては、国外ISPから協力ISPに流入するトラフィックの急増傾向が2006年5月より続いていて、2007年5月からの1年間で約31.1%増となっている。