総務省は3日、日本のインターネットトラフィック(通信量)の集計・試算結果を発表した。総務省では、集計・試算を、5月および11月に行い、各年2回公表している。今回、2014年11月時点のデータが公表された。 集計には、「インターネットイニシアティブ」「NTTコミュニケーションズ」「ケイ・オプティコム」「KDDI」「ソフトバンクテレコム」「ソフトバンクBB」のインターネットサービスプロバイダ(ISP)6社、「インターネットマルチフィード」「エクイニクス・ジャパン」「日本インターネットエクスチェンジ」「BBIX」「WIDE Project」のインターネットエクスチェンジ(IX)5団体および研究者が協力した。 今回の推定によると、日本のブロードバンドサービス契約者の総ダウンロードトラフィックは、推定で約3.6Tbps。2013年11月と比較すると、37.5%の増加となっている。また総アップロードトラフィックは、推定で約930Gbpsで、こちらも前年同月比で11.5%の増加となっている。