NECは31日、企業のネットワークサービスを支援するため、SaaSプラットフォームやアプリケーションを提供する事業を強化すると発表した。 NECでは、強化するSaaS事業として「アプリケーションサービス領域」と「プラットフォームマネージドサービス領域」の2つを展開するという。アプリケーションサービス領域では、ネットワークサービスを構築したい企業、活用したい組織のためにオフィススイーツ、メール、グループウェアなどのSaaS化を進め、エンドユーザー向けの事業を展開したい企業にはNECビッグローブのシステムノウハウ、コンテンツ配信、会員コミュニティソリューションを適用していく考えだ。 プラットフォームマネージドサービス領域では、サービス開発から運用までを支援する。ハードウェアやOSなどのリソース、セキュリティやアクセス制御などの管理機能、メールやeラーニングなどサービスアプリケーションを統合的にサポートするものだ。こちらは、自社ソフトのSaaS化を検討しているソフトウェアベンダなども対象となる。 そして、このようなパートナーベンダのSaaS化を支援する制度として「SaaSビジネスイノベーションプログラム」も開始する。このプログラムには、マイクロソフト、大塚商会、テックスタイルなど18社が参加する予定だ。 これらのサービスは本年度9月末から開始する予定で、2010年度には1,200億円の売上を見込んでいるという。
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