日本電気(NEC)は12日、中小規模の利用者(需要家)数を見込む電力小売事業者向けに、クラウドサービス(SaaS)2種を発表した。「需要家情報管理クラウド」「電力需給管理システム」を発売する。 「需要家情報管理クラウド」では、顧客情報管理や電気料金計算などの機能を、「電力需給管理システム」では、電力の需給量を迅速に把握する需給バランス監視機能や需要予測支援機能を提供する。需要家数に応じて月額課金されるクラウドサービスであるため、短期間での導入や、小規模な事業スタートが可能だ。 「需要家情報管理クラウド」では、顧客情報管理、電気料金計算を含む請求・入金管理、需要家が料金確認や料金プランを変更可能なマイページといった機能などを一括提供する。他システムとの連携機能はオプションで提供する。「電力需給管理システム」では、30分間での電力需給総量の一致を義務付けている「計画値同時同量制度」に対応。電力需給予定と実績を一画面で把握可能な需給バランス監視機能を提供する。日本卸電力取引所(JEPX)が扱う“スポット市場”“1時間前市場”での入札も可能。 いずれも提供は2016年4月より。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…