内田洋行は6月7日、学校・自治体向けのASP型IT資産管理サービス「ASSETBASE(アセットベース)PCスキャン」の新バージョンについて発表した。 企業や学校・自治体では、パソコンをIT資産として管理していくことが求められており、組織内のパソコン使用状況、インストールされているソフトウェアとライセンスなどを正確に把握することが必要となる。ASSETBASE PCスキャンは、こうしたPC資産やソフトウェアライセンスの管理をサポートすると同時にセキュリティ対策も行うASPサービス。2005年のVer.2発売以来、全国の小中高等学校、大学等の教育機関を中心に、年間約10万ライセンスが導入されているという。 新バージョンでは、セキュリティ、運用支援、スマートデバイス管理の3つの観点から、20以上の新機能を搭載。セキュリティ面では、USBメモリなど各種デバイスの制御や、OSやアプリの脆弱性を自動で発見し適用するセキュリティパッチ管理、業務に関係のないソフトを指定して起動を制御する機能などが搭載されている。 運用面では、リモートコントロールと電源管理の点が強化され、遠隔操作によるヘルプデスク支援やプログラムの実行が行えるほか、長時間未使用のPCを自動的にスリープorシャットダウンしたり、電力削減ためのシミュレーション機能なども追加された。 スマートデバイス管理では、iPhone、iPad(iOS3.1〜)、Android端末(Android2.2〜)に対応。利用アプリの構成・設定情報の収集と管理をはじめ、紛失に備えたリモートデータロックor消去機能なども備えている。また、授業で使うアプリや文書をAppleストアを経由しないで配布する機能も搭載されているとう。 同社では、新バージョンの発売記念として、9月30日までの期間中、従来価格据え置きの年間1,500円/PC1台で、セキュリティ強化機能版またはマネジメント強化機能版が使用できるキャンペーンを実施する。◆「ASSETBASE(アセットベース)PCスキャンVer.6」発売記念キャンペーン登録期間:6月7日〜9月30日まで対象顧客:12月末日までに導入の文教/公共機関提供価格:年間1,500円/PC1台 セキュリティ強化機能版もしくはマネジメント強化機能版の利用 ※スマートデバイス管理は追加オプション機能となる
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