NTTコミュニケーションズは22日、総務省の調査事業「IPv6によるユビキタス環境構築に向けたセキュリティ確保に関する実証に係る請負」の一環として、OCN IPv6で活用できる「セキュアリモートアシスタンスシステム」を発表した。 セキュアリモートアシスタンスシステムは、Windows Vistaのリモートアシスタント機能をベースにm2m-xによる認証・暗号化機能を備えた専用アプリケーションから簡単にサポートセンターに接続できるというシステム。同システムでは、ユーザーがm2m-x認証で「信頼した人」だけが外部からアクセス可能という高いセキュリティが確保されているのが特徴だ。また、ヤマダ電機の業務システムサポートセンターにおいて、同システムの有効性を確認する実証実験を2月22日から3月7日まで実施する。 今後は、実証実験で得られた結果をユビキタス環境下におけるセキュリティ確保の実証の成果として総務省に報告書を提出するほか、OCN IPv6を活用した実用展開を検討するとしている。