ベンキュージャパンは23日、HDMI端子搭載の液晶ディスプレイ「X」シリーズの新ラインアップとして、ゲーム向けの画像補正エンジンを搭載する22V型ワイドモデル「X2200W」および20V型ワイドモデル「X2000W」の2製品を発表した。いずれも価格はオープンで、予想実売価格はX2200Wが46,800円で、X2000Wは37,800円。1月30日発売。 2製品はいずれも、同社独自の高速応答技術「AMA(アドバンスト・モーション・アクセルレーター)」を採用することで、中間階調域の応答速度を2ms(黒白黒は5ms)とした液晶ディスプレイ。「コントラスト強化」「カラーマネジメント」「シャープネス強化」という3つの画像補正エンジンで構成される従来の補正技術「Senseye(センスアイ)」をゲーム用にカスタマイズした「Senseye+game」を搭載。「アクションゲーム」と「レーシングゲーム」の2つのモードが追加され、プレイするゲームのジャンルに応じた画質でプレイできる仕様とした。 液晶パネルの主なスペックは2製品共通で、解像度は1,680×1,050ピクセル、輝度は300cd/m2、コントラスト比は1,000:1。視野角はX2200Wが上下170度/左右160度で、X2000Wは上下/左右ともに160度。 そのほか、2製品共通の仕様として、インターフェースはD-sub15ピン/DVI-D/HDMIなどを装備。本体サイズは、X2200Wが幅520×高さ434×奥行き172mmで、重さは5.5kg。X2000Wは幅480×高さ412×奥行き169mmで、重さは5.2kg。いずれも本体カラーはブラックのみ。