NECインフロンティアとトレンドマイクロは28日、POSシステムやWebターミナルなどの業務用端末におけるセキュリティ強化を目的に業務提携し、ネットワークウイルス対策のサービスを提供することで合意したと発表した。
ウイルス対策各社はマスメーリング型ワームであるMYDOOM(マイドゥーム)の亜種、MYDOOM.BB(シマンテックによる呼び名はW32.Mydoom.AX@mm)について警告を発した。各社とも中程度の危険度としている。
契約者のPCにインターネットを経由してインストールされるもの。契約期間中はインターネットへの接続ごとに、最新のセキュリティ情報へ自動アップデートしてPCを保護する。
トレンドマイクロは、2005年1月に報告されたウィルス感染数についてのレポートを発表した。
トレンドマイクロは東芝と提携し、2月18日より発売されるdynabookシリーズの春モデル「dynabook R10/170L7」に、「ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ 90日版」をバンドル提供すると発表した。
マイクロソフトには、Windowsにスパイウェアとウイルス対策ソフトを標準で搭載する動きがある。これで影響を受けるのは、トレンドマイクロなどのセキュリティ対策ソフトのベンダーだ。
トレンドマイクロは、2004年度第4四半期(2004年10月〜12月)の決算発表会を行った。これによると、営業利益は78.8億円になり、四半期ベースでは最高の利益を記録した。
トレンドマイクロは、MSNメッセンジャーを介して感染を広げる新種ウイルス「WORM_BROPIA.F(ブロピア)」について、イエローアラート(危険度:中)として警告した。