トレンドマイクロは、ダイレクトアクション活動(メールをプレビューしたり開いただけで発病する)をおこなう新種のウイルス「WORM_MANYMIZE.A」について警告した。動画ファイルの再生でも発病するため、場合によっては大規模な感染が起こる恐れもある。
トレンドマイクロは、流行の兆しが見られるワーム型ウイルス「WORM_FRETHEM.K」駆除のための専用ツールの配布を開始した。現在、同社のホームページより入手できる。
トレンドマイクロは、2002年上半期(1〜6月)のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の9,999件で、2位のWORM_BADTRANS.B(バッドトランスB)の7,365件とともに、3位以下を大きく引き離してトップとなっている。
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、3月より無料モニタ実験を実施していた企業向けウィルスチェックサービス「OCNウイルスチェックゲートウェイサービス」を、7月4日より商用サービスに移行すると発表した。
RSAセキュリティ、大塚商会、ソフトバンク・コマース、ディアイティ、トレンドマイクロ、日本ベリサイン、ヒューコム、マイクロソフトの8社は、セキュリティ教育プログラムを開発するための共同プロジェクトに関する提携に合意したと発表した。
トレンドマイクロは、2002年6月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の2,809件で、2位のWORM_BADTRANS.B(バッドトランスB)の160件を大きく上回る状態が続いている。