総務省は、無線アクセスに5GHz帯を利用可能とするため、電波法施行規則や周波数割当計画の変更を、電波監理審議会へ諮問した。新しい施行規則のもとでは、5GHz無線LAN端末が屋外利用できるようになるため、無線LANスポットサービスやアクセス系サービスが20Mbps以上の高速接続にシフトしていく可能性がある。
マイクロソフトは5月15日、Internet Explorer 5.01/5.5/6.0に対する累積パッチを公開した。3月に提供されたIEの累積パッチの内容に加え、あらたに発見された6つの脆弱性へのパッチをまとめたもの。特にIE6については6つの脆弱性のうち3つが深刻度「高」であり、導入は必須である。
NTT東日本のフレッツサービスの申込受付にシステム障害が発生、フレッツサービスの申込受付が正常に完了していない可能性があると、同社は発表した。5月9日に申し込んで、登録完了メールが届いていない場合には、再度の申し込もみが必要となる。
リズムブロードバンドソリューションズは、ビデオテープを送るだけで、エンコードからアップロードまでしてくれるストリーミング配信トータルサポートサービス「イージー・ステーション」を20日よりサービス開始する。
プラネックスは、同社ブロードバンドルータ製品のBRL-04FWに関してファームウェアのアップデートを実施した。今回のアップデート内容は、バーチャルコンピュータ設定における動作の不具合の解消となる。
名古屋市の電気街大須で無線LANが楽しめる。大須エアースポットと名付けられたこのサービスは、大須の電気街の一部店舗が無料の無線LAN基地局を提供するもの。
インフィニオンテクノロジーズジャパンは、インフィニオン製4バンドVDSLチップセットの国内量産出荷を6月より開始すると発表した。上りと下りに2バンドずつ使用することで、対称40Mbpsの通信が可能なもの。変調方式として、現行の2バンドVDSLチップセットと同じく、QAMを採用している。
15日にSANNET、infoPepper、DTI、Panasonic hi-hoを中心とする「NonPCインターネットコンソーシアム(NPCIC)の第一回総会が開催された。
NTT-MEは、同社インターネットサービスWAKWAKのBフレッツ対応料金を6月から引き下げる。値下げ幅は300円から500円で、キャンペーン割引を併用すると、10か月間1,500円からのサービスとなる。
@niftyは、本日より付加オプションとしてダイナミックDNSサービスを開始した。ダイナミックDNSは、接続したときに取得できるIPアドレスがかわるたびにDNSもダイナミックに変更するサービス。独自ドメインの運営ができるようになる。
NTT-MEは、インターネット接続サービス「WAKWAK」において提供している「ざんまいADSLシリーズ」「ざんまいBシリーズ」のうち、従量制コースの新規受付を5月20日で中止すると発表した。
総務省近畿総合通信局は、近畿地方ブロードバンドサービス普及状況を公開した。同局によると、近畿地方での世帯普及率は9.1%となっているが、首都圏での普及率が著しく高くなる傾向が出ている。
住友電気工業は15日、ルータタイプADSLモデム「TE4111C」「TE4121C」の最新ファームウェアに搭載された新機能「GapNAT」に関する記者説明会を行った。GapNATは、NATルータにおいてLAN内のPCにグローバルIPアドレスを付与できる新技術。1つしか割り当てられないグローバルIPアドレスをLAN内のPCに割り当てるために、GapNATでは非常に巧妙な仕組みを用いている。
関西ブロードバンド(h555.net;兵庫県)は、固定IPアドレス1個が付与されるADSL8Mbpsサービス「one Broad 8」の受付を開始した。回線速度は下り8Mbps、上り1Mbpsで、月額9,800円での提供となる。
6月上旬、日本で初めての電子書籍の閲覧サービスを提供する図書館が誕生する。サービスを提供するのは北海道岩見沢市立図書館。本図書館では、著作権をクリアした岩波文庫(岩波書店)の約109点の電子書籍を閲覧できる。
ソフトバンクグループとダスキングループは、ミスタードーナツショップでの「Yahoo! BBモバイル」「BBフォン」の試験サービス提供と、ダスキンeeショップ・ハイテクレントショップでの「Yahoo! BB」「BBフォン」の販売事業の2つに関して、包括的に提携することで合意したと発表した。
NTT西日本は、FTTHアクセスサービス「Bフレッツ」に、新たに100Mbpsシェアドアクセスタイプの「ファミリー100」を提供すると発表した。当初提供エリアは大阪市など。このファミリー100は、NTT東の「ニューファミリー」に相当するサービスだが、料金はニューファミリーより低い月額4,300円での提供となる。
@niftyは、オンラインストレージサービスの提供を開始した。新たなサービスはXdriveを利用したもので、オンラインストレージサービスを提供すると共に、今後はデスクトップアプリケーションの提供も開始する。
東武鉄道は、事業用光ファイバケーブルの芯線貸し事業について、2002年度中に提供開始が可能になる区間を公表した。同社の芯線貸し事業は、東武線沿いに光ファイバを敷設、第一種通信事業者などに貸し出すというもの。
InternetExplorer向けに、単語によるホームページアクセスを提供していたリアルネームズ社が6月末でマイクロソフトとの契約を終了、会社を清算することが明らかになった。すでに同社は現地時間の5月10日より清算手続きに入っており、ウェブサイト(http://www.realnames.com/)も閉鎖のお知らせのみが掲載されている状態だ。
AsahiインターネットはADSLサービスの月額料金を引き下げた。AsahiインターネットはNTTの接続料金込みのADSLサービスを提供しており、タイプ2は月額600円の引き下げとなる。
アイワは、802.11bベースの無線を使ったAV送受信機DW-SS1を発売する。AV入出力を持ちは、離れたところでAVを楽しめるのが特徴。ビデオ出力付きPCならばPCを動かすことなくリビンクのテレビでストリーミングが楽しめる。
NTT-Xは、Web-Based Training(WBT)エンジン「Xcalat」の後継プロダクトとして、あらたに「XcalatII(エクスキャラット ツー)」を7月上旬より販売開始すると発表した。
総務省は、昨年度(2001年度)中に電気通信消費者相談センター(以後「相談センター」)を通じて寄せられた電気通信サービス関連の苦情・相談について、概要をまとめたレポートを発表した。昨年最大の“問題児”は、やはりYahoo!BB(ビー・ビー・テクノロジー)であったようだ。7,300件あまりの苦情相談のうち、実に3,000件近くがDSL関係のトラブルによるものだったのである。