2016年1月より公開された、「ヤマト運輸」LINE公式アカウント。配送予定のメッセージ配信のほか、荷物問い合わせへの回答、集荷や再配達の依頼対応を行うもので、ユーザーからは好評をもって迎えられた。 一方で、荷物問い合わせの機能を使う場合、従来はトーク画面内のサービスメニュー(リッチメニュー)のボタンを押して、機能を呼び出し、ヤマト運輸のWebサイトに移動する必要があった。このため「LINE内で完結してほしい」という声が出ていた。 今回ヤマト運輸では、27日より、会話AIを活用した荷物問い合わせ機能を追加した。新しい「荷物問い合わせ」では、トーク画面内のサービスメニューから選択すると、そのままLINEのトークとなり、「配送状況の確認でよろしいですか?」「お荷物の送り状番号を入力してください」「お届け日時を変更されますか?」など、会話によりスムーズに問い合わせが進むようになっている。 荷物問い合わせ機能のAI化にあわせて、各種サービスの料金やサービス内容の確認も、会話を通じて可能になったとのこと。もちろんサービス利用料は無料のままだ。 なおヤマト運輸では、今後も「LINE」を利用したサービスの拡充を検討しているとのこと。