ナスタ、日本郵便、大和ハウス工業の三社は17日、物流における再配達の削減を目指し、戸建住宅への新型宅配ボックス普及促進の取り組みを共同で開始したことを発表した。 ナスタが大型メール便を受け取ることが可能な「大型メール便対応ポスト」と、ネット通販に対応した「宅配ボックス」を開発し、大和ハウス工業がデザインを担当、同社のオリジナル商品として商品展開する。 戸建住宅業界では初の導入として、総区画数145区画の越谷レイクタウン戸建分譲住宅地「セキュレアシティ レイクタウン美来の杜」での採用が決定している。 宅配ボックスは日本郵便の荷物受け取りだけでなく、他社の受取にも対応。2017年6月以降は日本郵便の書留郵便物の配達にも対応し、さらに受取だけでなく、宅配ボックスから対面せずに荷物の発送も可能となる。 製品は大型メール便対応ポストと宅配ボックスで構成され、「Qual-D(クォール・ディー)宅配ボックス付 縦型タイプ」と「Qual-D(クォール・ディー)宅配ボックス付 小壁タイプ」の2ラインナップとなる。宅配ボックスの荷物最大サイズは小壁タイプでH550×W380×D330mm、大型メール便対応ポストの投函可能サイズはH350×W370×D35mmとなっている。