ファーウェイが今年の4月に発表したフラグシップ・スマートフォン「Huawei P9」が日本市場でSIMフリースマホとして登場することが明らかになった。予約受付開始は6月9日から、発売日は17日。市場想定売価は59,800円前後。ファーウェイの公式オンラインストア「Vモール」楽天市場や国内のMVNO、大手家電量販店が取り扱いを表明している。楽天モバイルも早々と本日9日からの予約受付をスタートしたことを伝えている。■フラグシップスマホは17日発売。国内MVNOも取り扱い 都内では9日、ファーウェイの日本法人が新製品発表会を開催した。同社デバイス・プレジデントの呉波氏が登壇。直近四半期においてもスマホなど同社のコンシューマ部門が好調な成績を残し、これからもその勢いが持続する見込であることをアピールした。日本国内におけるSIMフリー端末のビジネスもスタート以後好調に推移しているようだ。呉氏はこれまで手薄だったファーウェイ直営のカスタマーサービスセンターの拡大、コンセプトショップの立ち上げについても言及しつつ、これからもさらに新しいフラグシップ「P9」を旗印に勢いを加速させる意気込みを説いた。 「Huawei P9」をはじめ、今回同時に発表された想定売価29,980円の高機能スタイリッシュをうたうミドルレンジ「Huawei P9 lite」、さらにはスマートウォッチ「Huawei Watch」のバリエーション「Elegant」と「Jewel」ともに、来週から都内の品川駅、Zerobase表参道、アトレ恵比寿本店などの施設には期間限定の特設イベントスペースが設けられ、タッチ&トライイベントが実施される。17日の発売日以降は大手家電量販店などにも展示スペースが用意されるようだ。 今回、筆者は発表会で一足先にフラグシップの「Huawei P9」を中心にハンドリングできる機会を得たので、ファーストインプレッションをお届けしよう。■ライカとのコラボにより完成した高画質スマホ「P9」 「Huawei P9」の最大の特徴は、カメラファン垂涎のカリスマブランドである「ライカ」とコラボしたスマホであるという点だ。筆者もかつては銀塩カメラをぶら下げて街を歩くことが趣味、という程度にだがアナログカメラを嗜んでいた時期があった。ライカのカメラといえば、スゴイことは知っているけれど値段がとても高いので、おいそれとは購入できない“雲の上の存在”的なイメージを抱いていた。 だが、その後にデジタルカメラの時代がやってきて、パナソニックがLUMIXシリーズのコンデジにライカのレンズを搭載したことがきっかけで、今では高精細な写真が撮れるカメラに付けられているエンブレムのような感覚で、その名がマニアックなカメラファン以外にも広がっているのではないだろうか。スマートデバイスでは、パナソニックが商品化したLTE対応のSIMカードが本体にさせるデジタルカメラ「LUMIX CM10」にもライカのレンズシステムが採用されているが、「Huawei P9」もライカとのコラボレーションによる高品位でユニークな写真撮影機能を搭載している。
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