旭光通信システムは、幕張メッセで開催されていた「第1回 駅と空港の設備機器展」に出展し、現在、開発を進めている「防犯機能付ダストボックス」のデモ展示を行った。 監視カメラやセンサーを使って、ゴミ箱内の内部に危険物などが投棄されていないかを遠隔地から映像監視したり、オプションの監視システムと組み合わせ、人間が発する振動から犯罪やテロ行為などを行おうとしている人を見極めるといったことが可能だ。 想定する設置場所としては、駅の構内、ホーム、空港や公共施設など。爆発物や危険物の設置場所として狙われることも多い、ゴミ箱のセキュリティを高め、犯罪の未然防止を目的としている。 オプションの犯罪の未然防止を目的とした監視システムに関しては、ソチ五輪のテロ対策でも採用されたというロシアの技術を用いた「DEFENDER-X」が使われており、ALSOKが「SECURITY SHOW 2016」にてデモ展示した、“人の感情を可視化する技術”と基本的な仕組みは同じとなる。