■19歳で起業した木野社長がMVNOに出会ったきっかけ--- MVNO事業をやろうとお考えになったのはなぜ?木野氏:もともと事業を興したいという野望はありました。2004年、19歳で起業し、フラワーショップ等を経営しました。その後、マレーシアに渡り、胡蝶蘭などフラワーの日本への輸出事業などを行いました。 そんな事業の傍ら、現地ではヴァージン・グループのリチャード・ブランソン氏の勉強会へ参加してMVNOやLCC航空会社を知り、そして実際にアジア地域でLCCとしてエアアジアXを創業させたトニー・フェルナンデス氏にも知り合うことができました。LCCが素晴らしいことは、それまで航空運賃といえば1万円以上したものが、数千円で搭乗できるようになったことで、賃金の少ないマレーシアの人たちもエアラインに乗れるようになったわけです。 航空業界に生まれたLCC、これを通信業界でも実現できないか? ローコストにしてインターネットの利便性を誰もが享受できる社会を実現させたい、そう考えたのです。 とはいっても、私自身は日本の携帯電話業界のことを何も知りませんでした。たまたま日本へ行くエアラインの隣席に日本の通信事業者の執行役員の方がお座りになり、そこで日本の通信業界の一端を知ることになりました。 これが運命の出会いだったと感じています。MVNO事業を始めようと考える大きなきっかけとなりました。ちなみに社名のエックスモバイルというのは、このエアアジアXの「X」を使わせていただきました。--- 当然、日本で通信事業を立ち上げるには、苦労も多かったと思いますが。木野氏:はい。すでに日本には多数のMVNOが存在し、特徴がなければ見向きもされません。そもそもSIMカードの仕入れの段階でも相当苦労しました。設立1年目では融資も受けられません。またSIMの仕入れに関しても、ほとんどの会社に取引を断られました。 ただ、偶然の巡りあわせもあります。創業間もない頃、ドン・キホーテの専務にお会いする機会があり、開業のあかつきにはSIMを販売してくださるという約束をいただけました。資金面でも苦戦していましたが、一緒に「もしもシークス」ブランドを開拓していってくれるFCオーナーさんが増えていき、そのFC加盟金を原資にして事業を一気に立ち上げることができました。 FCの中には中古端末買取店や修理店などの企業もあり、そうした人脈の広がりから、iPhoneやXperiaなどの端末調達ルートの確保も実現しました。FCの皆様と一緒に事業を進めていく、そんな感じで展開を図っています。
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