マイクロソフトは、本日15日16時(日本時間)で、「Windows Server 2003」のサポートを終了する。Windows Server 2003およびRemote Desktop Servicesのライセンス認証は今後も利用可能。
「Windows Server 2003」は2003年5月より提供を開始。その後、後継となる「Windows Server 2008」「Windows Server 2012」が提供されている。今回、「Windows Server 2003」については、セキュリティ更新プログラムの提供をはじめとするすべてのサポートを終了する。
同社では、「まったなし、Windows Server 2003移行キャンペーン」などを展開し、最新OSである「Windows Server 2012 R2」、クラウドサービス「Microsoft Azure」などへの移行を推進。キャンペーンなどの効果もあり、Windows Server 2003の稼働台数は、2013年末時点では36万台だったが、現時点では約6万台まで減少しているという。
今後もマイナンバー制度導入に合わせたシステム刷新なども見込まれるため、減少は加速すると予測されている。同社では、電話での「Windows Server 2003移行相談窓口」のほか、Webサイト「Windows Server 2003移行ポータル」での情報発信、パートナー社を通じた支援を今後も提供の予定。
《冨岡晶》