ゲームアプリ『モンスターストライク』の大ヒットにより、モバイル領域に大きく躍進したミクシィだが、もともとの事業母体だったSNS『mixi』については、モバイルの展開は、それほど存在感を示せていない。 mixi関連の公式モバイルアプリでは、総合アプリの「mixi」のほか、「mixiコミュニティ」「mixiニュース」、そしてiOSのみで「mixiトーク」の各アプリを展開していたが、今回、「mixiコミュニティ」「mixiニュース」、「mixiトーク」のスマホアプリ提供を終了することが、17日に発表された。今後は、「mixi」アプリのみの提供となる。また、「チケットキャンプ」「みてね」など、mixi系以外のアプリは継続提供される。 「mixiコミュニティ」「mixiニュース」「mixiトーク」のスマホアプリ提供は、3月31日をもって終了。アプリ配信を終了し、新規インストールができなくなるが、ダウンロード済みのアプリについては、継続して利用することもできる。 なお、各アプリのいままでのダウンロード数をGoogle Playで確認すると、「mixi」が500万~1000万、「mixiコミュニティ」が5万~10万、「mixiニュース」が1万~5万と、大きな開きがあったことがわかる(ちなみにモンスターストライクは1000万~5000万)。従来、モバイルアプリについては、各機能ごとにリリースするのが定番の戦略だったわけだが、mixiの場合、コミュニティアプリやニュースアプリ単体では、魅力がなかったとみることもできる。今後は「mixi」アプリの改善を強化する、とのことなので、「mixi」アプリの刷新に期待がかかる。
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