松嶋菜々子が朝ドラ『あんぱん』登美子役を語る! 「本当にこんな息子がいたらいいのに」 | RBB TODAY
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松嶋菜々子が朝ドラ『あんぱん』登美子役を語る! 「本当にこんな息子がいたらいいのに」

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朝ドラ『あんぱん』登美子役の松嶋菜々子 (C)NHK
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 NHK連続テレビ小説『あんぱん』より、柳井登美子役を演じる松嶋菜々子のコメントが公開された。

 登美子は柳井嵩(北村匠海)の母にあたり、文化的な教養が豊かで美しく勝ち気な性格。夫の清を幼い頃に亡くし、奔放な振る舞いで嵩を翻弄する。

(C)NHK

 松嶋は嵩の母親という役柄を演じることについて、「北村さんの母親役は2度目なのですが、今回はまた違った性格の母親なので、ご一緒できるのが楽しみでした。北村さんはすごく落ち着いていて、どっしり構えている方で。本当にこんな息子がいたらいいのになぁと思っています」とコメント。

 また登美子の性格については、「登美子は、発想が少し独特なのかなと思います。子どもへの愛情がありながらも、自分の人生に迷いがあったり、葛藤を抱えていたり……。演じる上では、そうした心の揺れを理解することが大切だと感じています。実際、嵩のモデルであるやなせさんの母親も、息子たちを残して姿を消したと聞きました。そうした複雑な背景を持ちながら“アンパンマン”という作品を生み出したやなせさんにとって、母親は影響力のある存在であり、発想の源だったのだろうなと。登美子の突然現れては周囲を振り回し、またいなくなってしまうという設定だけをとるとどこか冷たく感じるかもしれません。けれど、嵩に対しては母親の愛情をきちんと伝えられるよう、丁寧に演じていきたいと思っています」と述べている。

(C)NHK

 第2週では出て行った登美子に嵩が会いに行くシーンがあったが、その際の演技について「どういう塩梅で演じようか迷った部分ではありました。スタッフの方たちとは、夫である清(二宮和也)さんを早くに亡くしたことで、ぽっかりと空いた穴を埋められず、それを埋めるための愛情を求めているのではないか、だから自分のことで精一杯なんじゃないかとお話しして。とはいえ、時代的にも、より子どもが幸せになるのであれば、置いていくことも子どもたちにとっては最良の選択であり、そこになじんでほしかったからずっと連絡を取らなかったんじゃないかとか。いろいろ想像しながら臨みましたね」と振り返る。

(C)NHK

 そして第3週では、8年ぶりに町に帰ってきた登美子がのぶ(今田美桜)に思いをぶつけられるシーンが登場。「どういう反応をしていいのか分からなかったですね。のぶちゃんに責められたことよりも、嵩が言った『のぶちゃんは、母親に捨てられたことないだろ』という言葉のほうが心に響きました。捨てたつもりはなかったので……。でも、のぶちゃんに言葉を返さなかった登美子を通して思うのは、自分の行動を全部説明できなくてもいいのかなと。気持ちの整理って全部が全部ついていなくてもいいんじゃないかなと思いましたね」と、登美子役としての心情を語る。

(C)NHK

 さらに第4週で、嵩を医者にするために登美子が後押しする場面については、「自分と清さんの子ならできると信じる気持ち。寛先生や千代子さんに恩返しをしたいという気持ち。自分の居心地をよくしたいという気持ち。たぶん全部本当の気持ちで、言ったことがそのままの人なのかなと。周りから見たら支離滅裂だったり、言動に驚かれたりするかもしれませんが……。それでも嵩は、どんな時もやさしく受け入れてくれるんですよね。いつも振り回してしまいますが、会うたびに、少しでも嵩が“母のやさしさ”を受け取れる瞬間があるように、表現していけたらいいなと思います」という気持ちを明かした。

(C)NHK
(C)NHK
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