米Amazon(アマゾン)は現地時間28日、企業向けのメール&カレンダーサービス「Amazon WorkMail」を発表した。同日より、プレビュー版の提供をUS East(北バージニア)とヨーロッパ(アイルランド)地域で開始している。 「Amazon WorkMail」は クラウド上で動作する、マネージド型の電子メールとカレンダーのソリューション。Microsoftのビジネスクラウドサービス、Google for Workといったとする他社のエンタープライズサービスに対抗するものだ。 電子メールサーバを設定することで各企業は、既存のデスクトップPCおよびモバイル端末から、電子メール機能、カレンダーとその共有、タスク、連絡先、配布リスト、リソースの予約、パブリックフォルダ、不在通知(OOF)メッセージなどが使用可能。受信トレイは最大50GBまでメッセージと添付ファイルを格納でき、最大30MBまでのサイズのメッセージをあつかうことができる。 Firefox、Chrome、Safari、Internet Explorer(IE9またはそれ以降)などさまざまな種類のブラウザから電子メール、カレンダー、連絡先、タスクにアクセスできる。また、Outlookなどのクライアントから利用可能なほか、Exchange ActiveSyncプロトコルをサポートしたモバイルクライアントからも利用できる。 試用版では最大25ユーザー分、一人あたり50GBの電子メール用ストレージが利用可能。メールボックスの移行ツールも提供されている。30日間の無料試用期間が過ぎると、価格はユーザー単位での従量制となる(50GBのWorkMailのメールボックスあたり月額4ドル、またはWorkMailとWorkDocsあわせて月額6ドル)。
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