米アップルは19日、「Apple Watch」のソフトウェアツールセット「WatchKit」の提供をデベロッパー向けに開始した。WatchKitを利用することで、Apple Watch向けアプリケーションの開発が可能となる。 WatchKitは、iOS 8.2 SDKベータに含まれる形で、iOS Developer Programメンバーに提供される。WatchKitを使うことで、Apple Watchのインターフェイスに合わせたアプリケーションや、グランス、アクション通知を作成できる。また、Force Touch、デジタルクラウン、Taptic Engineのような新テクノロジーを使った開発も可能となる。プログラミングガイド、ヒューマンインターフェイスガイドライン、テンプレートなども提供中だ。 具体的なデベロッパーとしては、ESPN、Instagram、American Airlinesなどの名前があがっている。 同社のワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ・シラー氏は「WatchKitは、すばらしい才能が結集されたiOSのデベロッパーコミュニティに対して、ユーザーの手首の上で生みだされる、わくわくするような新しい体験を作り出すのに必要なツールを提供します」とコメントしている。来年後半からは、Apple Watch向けの完全ネイティブアプリケーションが作成できるようになる予定。
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