リコーは8日、3Dプリンターをキーとした「アディティブ・マニュファクチャリング事業(AM事業)」への参入を発表した。事業の第一弾として、「RICOH Rapid Fab(リコーラピッドファブ)」を神奈川県横浜市と厚木市に開設する。 「RICOH Rapid Fab」は、企業の設計・製造部門の顧客を対象とした、3Dプリンター活用を提案する場となる。実際の商品の確認のためのショールーム機能のほか、ユーザーデータの3Dプリンター出力サービスやコンサルティングにも対応する。 今年度は、2つの「RICOH Rapid Fab」の運営を通して、3Dプリンターの仕入れ販売、3Dプリンター出力サービス、実践事例に基づくコンサルティング提案を展開し、今後はグローバルに拠点を順次拡張する方針だ。また日本における3Dプリンタ販売をリコージャパンが行う。