SCSKは2月24日、パブリッククラウドとプライベートクラウドをシームレスに使える、ハイブリッドクラウド制御ソフトウェア「PrimeCloud Controller」について、新たにオープンソース版の提供を行うことを発表した。3月より提供を開始する。 「PrimeCloud Controller」は、複数のクラウド利用環境を簡単なGUI操作で、統一的に制御可能なソフト。今回のオープンソース版公開に合わせ、新たに「OpenStack」に対応する。これにより、「SCSK USiZE」「アマゾン ウェブ サービス」「マイクロソフト Windows Azure」「NIFTY Cloud」「IDCフロンティアクラウドサービス」「Cloud n」などのクラウドサービスと、「VMWare」「CloudStack」「Eucalyptus」「OpenStack」で企業内に構築されたプライベートクラウドの、計10種類に対応する。 オープンソース版「PrimeCloud Controller」のライセンスには、GNU GPLを採用。公開されたソースコードをもとに、独自の機能や仕様をカスタマイズすることができる。APIを利用し、他の運用管理システムと連携を実現することも可能。SCSKでは、内部で有していた資料をWeb等の媒体を利用し順次公開する予定。