大阪観光局は28日、外国人旅行者や国内旅行者が大阪府内の観光施設、公共交通機関、ホテルや飲食店などで利用できる無料Wi-Fiサービス「Osaka Free Wi-Fi」を1月29日から提供開始することを発表した。 「Osaka Free Wi-Fi」では 旅行客が観光に必要な情報の入手、感動を発信するといったシーンを想定し、関西国際空港、大阪市営地下鉄・私鉄等の公共交通機関、観光施設、ホテル、商業施設・商店街・飲食・物販店などの店舗等において、無料で利用できるWi-Fiサービスを提供する。公共交通機関では30分を無制限回(30分ごとに一度接続画面に戻る)、観光地・ホテル・その他店舗等では15分を4回まで利用可能。災害時には、すべての「Osaka Free Wi-Fi」が時間の制限なく利用できるという。 サービス開始時点では、公共交通機関、ホテル、飲食店合わせて、44個所(アクセスポイント数163)で「Osaka Free Wi-Fi」が利用可能。現在、大阪観光局の賛助会員を含め54個所(アクセスポイント数約190)の事前申込みがあり、提供開始に向けて準備進行中とのこと。また、屋外でのWi-Fi環境として、飲料自動販売機にも利用環境を整備していく方針で、今後2014年12月までに3,000個所(アクセスポイント数8,000)の整備を行う。 NTT西日本、NTTブロードバンドプラットフォームと連携し、「Osaka Free Wi-Fi」の利用環境を整備するとともに、大阪府、大阪市、国土交通省近畿運輸局とも連携し、旅行者の満足度を向上させるサービスを展開する。 また「Osaka Free Wi-Fi」の利用活性化に向けて、店舗情報や特典情報を掲載したポータルサイト「Osaka Enjoy Rally」をタウンネットアドバンスの協力により、3月1日より提供する。日本語の他5ヵ国語(英語、中国語(繁・簡)、韓国語、タイ語)に対応する。