スターン監督:「Everything around you that you call life was made up by people that were no smarter than you(この世の全ては、あなたとそう変わらない普通の人によって創られている)」。リスクを冒すことを恐れず、自分にもできるという自信を持っている人は本当に少ないんだ。僕が今まで出会った75歳以上の人は、必ず「僕が若い頃は俳優になりたかった…」とか、歌手とか発明家とか腹話術師とか、いろんな夢を語ってくれる。若い人は誰もがチャレンジ精神を持っているけど、社会に出るとプレッシャーによって簡単につぶされてしまうんだ。そもそも21、22歳の若者がその後、60年、70年の人生を決めるなんて、不可能だと思わない? でも現実、その年齢で人生を決めていて、45歳になってから「なんでこうなっちゃったんだろう」って思う。そして、その歳になってしまうと、道を変えるのは怖い。リスクを恐れなければ、70歳までハッピーに暮らせるかもしれないのに。つまり、この映画が伝えたいのは、「夢を信じろ」ということかもしれないね。