6月13日から15日にかけての3日間、幕張メッセではインターネットやクラウドに関する展示会「Interop Tokyo 2013」を開催。初日だけで3万6000人を超える来場者が訪れた。 このような多くの人でにぎわう会場内で気になるのが携帯キャリアの電波のつながりやすさだ。主要キャリアの端末を利用して、実際に速度テストを実施してみた。■全エリアでAndroid勢がiPhoneを圧倒 今回は全4ホールを利用した会場内で、各ホールの中心地点で速度を計測。さらに、1階の個室に用意されたプレスルームと、正面エントランスについても合わせて速度テストを行い、それぞれ3回計測した平均値を比較してみた。端末は、NTTドコモ「Xperia A SO-04E」、KDDI(au)「Xperia UL SOL22」、ソフトバンク「ARROWS A 201F」、KDDIおよびソフトバンクの「iPhone 5」、速度計測には「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用した。 結果を見てみると、Android端末に比べて、iPhoneの速度が遅いことが気になる。特に、ソフトバンクのiPhoneはホール内で10Mbps前後。それもLTEが入らないという、やや残念な結果となった。 その一方でNTTドコモの強さが際立っていた。全6個所の測定場所のうち、4個所で最高速度を記録。瞬間的には60Mbpsを超える場所もあり、かなり快適に通信ができた。ただ、NTTドコモについては東側のホールに移動するほど、速度が落ちる傾向にあった。 auのAndroid端末はホール内ではコンスタントに高速な通信が可能となっており、東側の会場ではNTTドコモを超える結果を出した。ただ、ソフトバンクのAndroid端末はプレスルームでは回線が3Gになるなど速度が上がらず、個別の計測結果もバラつくなど、安定感に欠ける結果となっている。 今回の結果は、必ずしもそれを保証するものではない。端末のユーザー数にも影響されたかもしれないが、次回はまた別の展示会場で計測を試みてみたい。
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