KDDI、大日本印刷(DNP)、三井物産、東急グループの東急モールズデベロップメント(東急MD)、イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)の5社は13日、「グランベリーモール」(東京都町田市) において、O2Oサービスの実証実験を開始した。 「グランベリーモール」(東京都町田市鶴間3-4-1) は、東急MDが運営するオープンモール型ショッピングセンター。この実験は、スマートフォンアプリやWi-Fiの位置情報サービスを活用して、グランベリーモール利用者に、より快適なショッピングを楽しめるO2Oサービスを試行提供するものだ。 具体的には、2つの専用アプリを使用。グランベリーモール内のショップスタッフ一押し商品の画像をリアルタイムにスマートフォンに届ける商品情報アプリ「すなっぴん」によって、入荷した新商品情報やセール情報などを受けることができる。また、立ち寄ったエリア近くの店舗で利用できるクーポンをスマートフォンに届けるクーポンアプリ「くーぴん」によって、モールに来場すると、Wi-Fiの位置情報サービスによってタイムリーなお買い得情報を受けることができる。 KDDI、DNP、三井物産、東急MD、イッツコムの5社は、今回の実証実験を通して、商品情報やクーポンの提供方法などの検証を行う。また、他のショッピングセンターへの展開も視野に入れ、サービスの向上を目指す。実験期間は、6月27日まで。