NTTドコモとMasterCard Worldwideは11日、モバイルを活用した新たな決済サービスの実現に向けた業務提携で合意した。、ドコモのケータイクレジット「iD」の世界各国における利用環境拡大に向け、両社で取り組む。 今回の業務提携により、MasterCardは、世界各国で展開している非接触ICチップを利用した決済手段「MasterCard PayPass」の技術をドコモに提供する。これにより、日本国内約56万台の「iD」読み取り端末(リーダーライター)設置加盟店に加え、世界41か国約50万か所の「MasterCard PayPass」加盟店でも、ドコモのNFC(FeliCa®+TypeA/B)対応おサイフケータイでの「iD」利用が可能となる。 「MasterCard PayPass」は、世界中の小売店舗、エンターテイメント、レストランや交通機関にも拡大しつつあり、将来的には、ドコモのおサイフケータイをかざすだけで海外での支払いが可能になる見込みだ。今後、両社はクーポン等、世界で利用可能な決済関連サービスについても検討する。