横河医療ソリューションズ、NTT西およびNTTスマートコネクトは15日、医療機関向けクラウドサービスの提供に向けて協業することで合意した。第一弾として4月中旬から、CTやMRIで電子的に撮影された医用画像データをデータセンターで保管するサービスを販売する。 本協業では、横河医療ソリューションズが保有する医療専門知識や医療機関へのシステム導入実績を背景とした質の高い技術、ノウハウを提供、NTT西日本グループがネットワーク・データセンター基盤とクラウド技術、ノウハウを提供する。 第一弾として販売を開始するサービスでは、CTやMRIで撮影された医用画像データについて、新たにネットワークを介して信頼性の高いデータセンターに保管するクラウド型のサービスを販売開始する。これらのデータは、従来、医療機関内に設置されたPACSサーバに保管されていたが、クラウド化することでデータ保管の信頼性を高めることができるという。また頻繁に参照する医用画像データは、医療機関内に設置したPACSサーバから高速に参照することも可能。 今後は、遠隔読影(緊急・在宅含む)基盤システムのサービス化によって地域医療連携を活性化するとともに読影医師の負担の軽減を目指す。また、医用画像関連業務・システムのアウトソーシング化によって医療従事者の負担の軽減につながるサービスを検討していくとのこと。
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